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ICL（眼内コンタクトレンズ） ICL
This treatment is suitable for these patients このような方に適した近視治療です
What is ICL ICL（眼内コンタクトレンズ）とは
手術時間は15分程度。角膜を削らない視力矯正日帰り手術で、強い近視の方におすすめ
ICL（眼内コンタクトレンズ）とは、水晶体を残したまま眼内に挿入する眼内レンズです。眼の中にICL（眼内コンタクトレンズ）を入れて視力を矯正します。 レーシック以上に矯正精度や視力の質が良く、レーシックが抱える問題を克服した手術と言われています。
コンタクトレンズとは異なり、眼の内側にレンズが入るため、日常生活の中で外れてしまうこともなく異物感もありません。
ICL（眼内コンタクトレンズ）のなかでも、当クリニックでは「ICL」という国から承認を受けたレンズを使用しています。ICLとは「Implantable Collamer Lens」の略で、「インプラントするコラマー素材のレンズ」の意味です。ICLはいくつかあるICL（眼内コンタクトレンズ）の内、 唯一厚生労働省の承認を受けた製品です。
ICLは折りたたんだ状態で、小さな切開で眼内へ挿入することができます。 傷口が小さいため、手術後早期から良好な裸眼視力を得ることが期待できます。
Comparison with LASIK レーシックとの比較
| ICL | レーシック | |
|---|---|---|
| 手術方法 | 目の中に眼内レンズを移植し視力矯正する | 角膜をレーザーで削り視力矯正する |
| 安全性 | かなり高い | かなり高い |
| 近視の戻り | 近視の戻りが少ない | 術後5～10年で近視の戻りの可能性がある |
| 見え方の質 | クリアで色鮮やかに見える | 角膜を削るために収差が増える |
| 適応範囲 | 角膜が薄い方でも受けることができる | 十分な角膜厚が必要のため、受けられない場合がある |
| 可逆性 (元に戻せるか) |
元に戻せる | 元に戻せない |
Surgical Methods ICL（眼内コンタクトレンズ）手術方法
医療機関で許可を受けた医師のみが施術します
ICLの手術は、国内での一般眼科手術の良好な実績と、規定された研修を終え、認定インストラクターに認められた医師のみが施術できる術式です。 現在のところ極少数の医療機関で手術が可能です。
ICLのインプラント技術は白内障の手術方法と同じですので、白内障手術の手術実績がある 眼科松本クリニックで安心してお受けいただけると考えております。
1．麻酔→切開
瞳孔を拡大させ、点眼麻酔をして、角膜の縁を約3ミリ切開します。
2.レンズ挿入
切開した部分からICLを眼の中に入れます。
3．固定して完了
虹とと水晶体の間にICLを固定します。瞳孔を縮瞳させて手術完了です。
Flow 治療の流れ
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- Step01
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検査・カウンセリング
初診はいつでも受け付けておりますが、ICL（眼内コンタクトレンズ）の術前検査は予約制になっております。
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- Step02
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手術当日 点眼麻酔
麻酔は目薬をさす要領（点眼麻酔）と同じ。麻酔の注射をしないため痛みがなく安全です。
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- Step03
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切開
耳側の角膜周辺部を3mm程度切開します。痛みは感じません。
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- Step04
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インプラント
眼の中の黒目（虹彩）の裏、水晶体の前の後房と呼ばれる位置にインプラントされます。黒目の裏に固定されることで、ズレたりする心配はほとんどありません。また、外見からICLが見えることもありません。
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- Step05
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レンズの挿入
眼内レンズを挿入した後、傷口は小さいので自然に閉鎮します。傷口を縫う必要はありません。
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- Step06
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手術終了
入院は不要です。手術後は個室で１時間程度お休みになってから帰宅できます。
手術翌日からゴーグルを使用して頂くと眼帯なしで普段の生活がおくれます。
※洗顔、洗髪、化粧は通常7日目から可能。念のため医師の許可が必要です
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- Step07
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手術後の診察
手術後の診察が必要です（翌日／3日目／1週間後／1ヶ月後／2ヶ月後／3ヶ月後）。
術後の視力は他に眼の疾患がない場合、ほぼ100％回復します。
手術後の注意事項
- 翌日より他の部分のお化粧は可能ですが、アイメイクは手術後２週間控えてください。
- 視力が改善したら運転は可能ですが、夜間対向車のライトがまぶしく感じる場合がありますのでご注意ください。
- 挿入したレンズの位置が変わった際に、再挿入手術を行う場合があります。
副作用について
- 目の不快感がありますが、1～2週間して傷口の炎症が治まってくると改善します。
- 視力の安定までに約1～3ヶ月かかります。
- ぼやけたり、日によって視力が変動したりする事があります。
- まれに暗い所で光を見たときに、光が眩しく見えたりする事がありますが、ほとんどの場合数ヶ月で気にならなくなります。
- まれに、充血や痛み、眩しさを伴う事がございます。その際はお薬で治療が可能です。
- 汚い手で目を触ると、傷口から細菌が侵入し感染症を起こす場合があります。
術後1ヶ月間は不潔になりそうな作業や場所の出入りを控え、医師の指示に従ってください。 - まれに角膜内皮障害、緑内障、白内障等の障害が起こる事が考えられます。
万一起きてしまった場合には、それぞれの治療法がありますので医師の指示に従って下さい。
Surgical Expenses 手術費用について
ICL視力矯正
費用は、健康保険適応外となるため、乱視矯正あり片眼418,000円（税込）、乱視矯正なし片眼396,000円（税込）です。
EYECRYL Phakic IOL
費用は、健康保険適応外となるため、乱視矯正あり片眼387,750円（税込）、乱視矯正なし片眼354,750円（税込）です。
費用には眼内コンタクトレンズ(ICL)代、手術費用、手術前後約3ヶ月間の診察、検査及び薬代が含まれます。
Q&A よくあるご質問
- Q. ICLの適応は？
- 21～45歳で近視の方、眼の病気（緑内障・糖尿病網膜症・白内障など）がない方です。術前検査で詳しくICLの適応についてお調べいたします。
- Q. ICLは眼のどこに置くのでしょうか？
- ICLは「後房（こうぼう）」と呼ばれる虹彩と水晶体の間に置かれます。外見からICLが見えることはありません。
- Q. もし、視力が変わった場合は？
- ICL（眼内コンタクトレンズ）を取り出して交換したり、他の屈折矯正手術を受けることもできます。必要であれば、ICLを入れたままで、眼鏡やコンタクトレンズも使用できます。老眼の方は、必要に応じて老眼鏡をかけることができます。コンタクトレンズのような毎日の手入れは不要ですが、手術後1年間は数ヶ月毎に、その後は一年毎に掛かりつけの眼科で定期検査を受けてください。
- Q. ICLは何でできているのでしょうか？
- ICLはコラーゲンを含む生体適合性の高い素材（コラマー）で作られています。この素材は眼の中で異物として認識されにくい優れた素材です。さらに紫外線カット機能も含まれています。