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眼科松本クリニック

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緑内障

Glaucoma

視野が狭くなった。視界の中で見えないところがある。
そんな不安が有る方は緑内障を疑ってみる必要があります。

緑内障とは、“あおそこひ”とも呼ばれ、何らかの原因で視神経が障害され視野(見える範囲)が狭くなる病気で、 眼圧の上昇がその病因の1つと言われています。「視野が狭くなった」、「視界のなかで見えないところがある」といった不安がある方は緑内障の可能性があります。

緑内障の症状

症状が進行すると視力低下、失明することも

緑内障の症状として、見える範囲(視野)が狭くなる症状が最も一般的ですが、初期の段階では視野障害があっても全く自覚してないことがほとんどです。緑内障の進行は緩やかな場合が多いので、かなり進行するまで緑内障の症状に気付かないこともあります。

視野障害が進行した場合は、視力が低下したり、場合によっては失明することさえありえます。急激に眼圧が上昇した場合は眼痛・充血・目のかすみのほか、頭痛や吐き気を自覚することもあります。出来るだけ早期に緑内障を発見し、治療を開始することが大切です。

緑内障の種類

大きく分けて4つの種類があります

原発開放隅角緑内障(げんぱつかいほうぐうかくりょくないしょう)

黒目の隅の部分(隅角)にある、線維柱帯が徐々に目詰まりし、うまく房水(眼の中の水)が排出されないために眼圧が上昇し、視神経がその圧力に負けて障害されるタイプの緑内障です。 このうち、眼圧がいわゆる正常範囲(10~21mmHg)にありながら視神経が障害されるタイプの緑内障を「正常眼圧緑内障」といいます。

原発閉塞隅角緑内障(げんぱつへいそくぐうかくりょくないしょう)

隅角(黒目の隅の部分)が狭くなり、房水(眼の中の水)の排出が極度に障害されるために眼圧が上昇するタイプの緑内障です。急激な眼圧上昇を来たすこともあり、これを一般に急性緑内障発作と呼びます。

先天緑内障

生まれつき隅角(黒目の隅の部分)に異常があるタイプの緑内障です。

続発緑内障

あらかじめ眼や全身に何らかの病気があり、それが原因で眼圧が上昇するために起こる緑内障です。

緑内障の検査

緑内障の診断に必要な検査

緑内障を診断したり治療経過の良し悪しを判断するには、主に次の検査が必要です。

眼圧検査

眼の固さをはかる検査です。正常な眼圧は10~21mmHgとされています。 直接眼の表面に器具を当てて測定する方法と、眼の表面に空気を当てて測定する方法があります。

隅角(ぐうかく)検査

角膜と虹彩の間(隅角)の広さを調べる検査です。

眼底検査

視神経の様子を調べる検査です。緑内障の場合は視神経が萎縮し、視神経乳頭の陥没が見られます。

視野検査

視野の欠損(見えない範囲)の有無や大きさから、緑内障の進行の具合を判定します。

緑内障の治療

薬物治療、レーザー治療、手術治療がありますが早期発見が重要

緑内障は眼圧を下げることができれば、進行を防止したり、遅らせたりすることができる可能性のある病気です。 しかし、 ひとたび障害されてしまった視神経は、残念ながら回復することはありません。

早期に緑内障を発見できれば、失明に至る危険性はぐっと少なくなります。治療方法としては、薬物療法、レーザー治療、手術治療がありますが、すべての緑内障に対して同じ治療効果があるのではなく、緑内障のタイプやそれぞれの人に適した治療方針を決定してゆくことがとても重要です。

緑内障の薬物療法

多くの緑内障では、薬物療法が治療の基本となります。眼圧を下げる点眼薬には房水(眼の中の水)の産生(物質が合成・生成されること)を押さえるものと、房水の流出を促すものがあります。 1種類の目薬だけで効果が少ないと判断された場合は、複数の目薬を組み合わせて処方されます。 また、眼圧を下げる飲み薬もありますが、全身の副作用が強く出ることがあり、内服できない場合もあります。

緑内障のレーザー療法

レーザー光線で虹彩(いわゆる茶目)に小さな孔を開けて、眼内の房水の流れを変えるという方法と、 線維柱帯にレーザー光線を照射することで房水の排出を促進するための治療があります。 レーザー治療は外来で行うことができます。

緑内障の手術

薬物療法やレーザー治療を行っているにもかかわらず、眼圧が高かったり、視野が狭くなっていったりする場合には、手術も考えます。大まかには、房水を眼外に染み出すように細工をする手術と、線維柱帯を切開して房水の排出をたやすくしてやる手術の2つがあります。

新しい緑内障の治療

現在、緑内障の治療は、眼圧を低下させる薬剤を投与するのが第一選択とされていますが、薬剤でも眼圧が低下しない場合には、レーザー治療や流出路再建術、濾過手術などの緑内障手術が行われています。
手術の中でも代表的なのが線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)であり、眼内の房水を眼外に流出させるために線維柱帯に流出経路を作成することで眼圧を降下させ、視力を維持するための手術として行われています。
当院では新たに緑内障治療用インプラント挿入術「アルコン エクスプレス™ 」を用いた手術を加えることで、緑内障に対する治療の幅がさらに広がりました。
アルコンエクスプレスは、薬物治療やレーザー治療によっても十分な治療効果が得られない緑内障患者さんに行われていた線維柱帯切除手術に代わる新しい手術方法で、線維柱帯および周辺虹彩の切除も不要で、低侵襲かつ短時間の手術が可能です。

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